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伊達なハレの日プロジェクト 「仙台戦略のハレ舞台」

伊達なハレの日プロジェクト。

ならば、この人に登場してもらわないわけにはいかない「伊達政宗」
この政宗の今にもつながるビジネスの眼力(目の付けどころ)を学ぶゼミです。
 
1部は 歴史タイム「伊達政宗公の商人的ビジネス戦略」
講師は、お江戸商人研究家 佐藤なな子さんです。

 
企業経営の視点から、そしてマーケティングの視点から、政宗の戦略を紐解いてみる。
すると今にも通じる、優秀な経営者としての政宗像が見えてくるんですね。
 
石数を減らされた時も、家来を増やしたそうですね。
不況だからリストラ・リストラという時代。政宗の経営思想にはヒントがあるはずですよ。

給料として土地を渡して任せて、税金を免税。
開拓が終わってから課税するという良心的なもので、どんどん開拓地が増えたそう。

土地があれると農民が逃げる。他藩はその農民に罰を与えたそう。
でも政宗は罰を与えず、戻りやすくしたようです。

仕組みを予め考えてからスタートしたそう。
ずげずげと物言うアドバイザーもいっぱいいた。実行する人もいっぱいいた。
情報収集にも力を入れていて、忍者もいたそうですね。
  
秀吉に謀反の嫌疑をかけられた時、白装束を着ていって、秀吉もぐうの音も出なかったそう。
朝鮮出兵の時に、派手な衣装を着て秀吉に取り入れられ、安全な場所に配陣されたのは有名な話。

「目立つ杭は打たれない」という典型的な戦略パターン。
政宗は「戦略的目立ちたがり屋」だったと思います。
 

 
一番面白かったのが、政宗流「へそ曲がり」視点。

「暑い時には寒い、寒い時には暑い」と言えということだそう。 
独眼竜は、独歩力のある眼力を持っていたということでしょうか。

今風のマーケ用語で言えば、「レッドオーシャン」に対し、「ブルーオーシャン」を目指したってことでしょうか。支倉常長を使った海外戦略もこの政宗流の「ブルーオーシャン」戦略だったのかも知れませんね。

 
 
引き続き、第2部、(有)東北工芸製作所 佐浦さんからの「玉虫塗」のレクチャー


仙台の漆器の歴史は政宗公が漆職人を連れてきたことに始まりますが、
その歴史の流れを汲む「玉虫塗」。
昭和初期、多くの人々が貧困を極める東北地方の産業発展のため仙台に設置された「商工省(現・経済産業省)国立工芸指導所」で開発されたものだとか。

その伝統工芸に、TVアニメ『戦国BASARA』を融合させて話題になっています。
州の若きカリスマ伊達政宗と、政宗に仕える腹心・片倉小十郎を匠の技が鮮やかなポストカードに仕立てています。



今回のプロジェクトが成功したポイント・キーワードも教えていただきました。

○ ターゲットを絞る(歴女を中心に設定)
○ 宮城県(信頼を勝ち得た)
○ 気軽にチャレンジ(ロットを自分たちで決めれた)
○ 出会い(いっしょに仕事したいなと思える人に出会えた)
○ 新鮮(新しいコラボに挑戦できた)
○ 好きだと思える(これが一番大事!)


「別に新しいことを始めたわけではありません。見せ方・組み合わせを変えただけです。
ただ、その根底には新しいことを開発できる確固とした技術があったとも思います。」

貴重なお話ありがとうございました。

NPO法人ファイブブリッジの「着物で伊達なハレの日・仙台てくてく歩き1日ツアー」の方々も参加していただけました。(ハレの日、盛り上がりましたね。ありがとうございました!)

 
三部は、参加者のみなさんでアイデアフラッシュ。「新しい仙台名物」を作ろう、とみんなで知恵を出し合いました。



七夕の竹の残りを箸に再利用した「織姫彦箸」とか、
機能性より造形美を追求した「伊達ウェア」など面白いアイデアが出てきました。
やっぱり、みんなでわいわい考えると楽しいし、いろんなアイデアが生まれるようです。
  
伊達政宗から始まった、「仙台戦略のハレ舞台」。
またちがう観点から、政宗を研究し、ビジネス戦略のヒントに結びつけていきたいと思っています。
 
今後もセンダイ・マーケティングゼミ。ご期待ください。

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